├─≠ョ─ヵラス ワシントン吉岡ハル
本作の主人公。何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生。朝に弱く、寝坊で学校を遅刻してしまうことが少し多い。母子家庭のため家事は得意で、母が多忙な時は炊事などを引き受けている。ルーンの結婚相手として猫の国へ連れて行かれそうになり困り果てていた所、不思議な声に導かれ「猫の事務所」へ辿り着き、バロン達に助けを求める。クラスメイトの町田に片思いしていたが、終盤にはバロンのことが好きになる。初めは猫を助けなければ良かったと思っていたが、気持ちが変わり助けて良かったと思うようになり、普通の生活に戻ってからは時間を大切に生きるようになった。映画の最後には髪を切っていた。
バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン、Humbert von Gikkingen)
「猫の事務所」(原作では地球屋という名前がある)の所長。男爵という設定で、身の丈30センチほどの猫で二足歩行で歩く。スーツ姿に帽子をかぶり、ステッキを持っておりイギリス紳士を連想させる風貌をしているが、名前はどちらかというとドイツ貴族に近い。また、実際に性格も紳士的である。ムタ曰く「キザ」らしい。ラストでハルの頬をなでるシーンなど、主に左手を使う。バロン特製スペシャルブレンドの紅茶は毎回味が変わるらしい。行方不明の恋人・ルイーゼの絵が飾られていた。原作では衣装は黒であり、カッコつけだとムタに言われている。バロンは自分の事を「わたし」と言うが、クライマックスの1シーンだけ「俺を信じろ!」と言っている。実像が人工物であるため、「ゆ」の発音が可能。原作では少々、お茶目っぷりがある、ものすごい力があるらしく猫の国を滅ぼしかける。剣の腕前は一流。
ムタ(ルナルド・ムーン、Renaldo Moon)
バロンの仲間の太った猫。普段は、商店街をうろうろしている。口が悪く短気で気難しいが、根は善良でいざという時には頼りになる。甘い物が大好きで(数十個のケーキすら彼にとっては恐るるに足らない)、こだわりも持っているようだ。昔、猫の国で悪さを働いたらしく猫の国では伝説の犯罪者「ルナルド・ムーン」として知られ、壁画
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